◆登場人物◆
・水無月さゆり
本作の主人公の少女。
不真面目で勉強が疎かな為に学年最下位という烙印を押される。
セミロングの明るい雰囲気が特徴。
・白椿つばめ
白椿女学院の生徒会長。
学院創立者の孫娘。全てにおいて完璧にこなす超人。
一度も染めた事のない黒髪ロングが特徴。
そんな完璧な彼女だが、一つ隠しがたい趣向があったのだ。
つばめ生徒会長からの拷問に近い、性行為を受け終えた私はフラフラとした足つきで自分の寮室へと向かう。結局濡れきってしまったショーツは乾かしたり、水気を取ることを許されず、今にも股下からはぬるぬるとした粘液が零れそうになりながらも、なるべく零れ落ちないようにと慎重に歩く。しかし、ハイソックスは既にびっしょりと濡れてしまっている状態なので、どちらにせよ誰かに見られた時点で私の学院生活は終わってしまう。
(誰にも会いませんように……誰にも会いませんように……)
早く自分の部屋に戻りたいと思う気持ちと、少しでも激しい動きをしてしまったら零れてしまうので、走ったりする事が出来ない。そして、ぬるぬるな感覚が少し歩く度に、秘部を刺激する為に少し喘ぎ声が零れそうになってしまう。
ようやく自分の寮室まであと半分といったところで、とうとう私の股下からは粘液が少し垂れ、太ももにぬるりとした感覚が伝う。
(嘘……こんな姿見られたら……)
私は必死に少しでも零れないようにと動くが、どんどん股下から粘液が伝い、明らかに淫らな行為をしていると一目で分かる状況になってしまった。次第に羞恥心が増し、私の顔は真っ赤になってしまい、平常心がどんどん崩れ去っていく。
何とか誰にも会わず、自分の寮室に戻ると、私は玄関で腰を抜かした。
「はぁあ……良かった……」
学院の受験合否の時よりも不安になったのではと思うほど緊張をしてしまった。そして、おそるおそる自分の下着へと手を伸ばすと、べっとりとした粘液が手を濡らし、下着から手を引き抜くと、ぬるりと糸を引く。私はこの年になってお漏らしをしてしまったかのような感覚になり、はぁと溜息が零れる。
ようやく足腰の力が戻り、私は風呂場へと移動する。立ち上がった時に床下と股下から糸が引いた気もするけれど、私は気にせず風呂場へと向かった。
ブレザーを脱ぎ、ワイシャツのボタンを外す。胸を隠す下着も拭く事を許されなかったので脱いだ瞬間、乳首と下着の間を糸が引く。スカートを脱ぎ、ようやくショーツを脱ぐことが出来る。当然ながらショーツの全体はねっとりと粘液を含んでいる為、脱いだ後の後処理に戸惑う。
(これってこのまま洗濯機に入れていいものなのかな……)
どうして良いのか分からなったので私はひとまず、ショーツ一枚でバスルームに入った。ここでなら汚れを気にせず脱ぐ事が出来る。ショーツを脱ぐと物凄い量の粘液が水飴のように股下から零れ落ちる。
(うわ……凄い量……)
ぬるぬるとした感触を初めて手に触れる事に驚きとドキドキを感じながらもひとまずショーツを絞ってみた。すると、雑巾を絞った時とは全く違い、ねっとりとした液体が垂れる。もう一度水を含ませると粘液が復活し、またねっとりとした粘液が垂れ流れる。
(これ……いつまで繰り返せばいいんだろう……)
絶え間なく作られる粘液を私は必死に絞っては水を含ませ、絞る動作をひたすら繰り返した。10回くらい繰り返したところで、これくらいでいいだろうと思い、そのまま洗濯機に投げ込んだ。
*
生徒会の一員となった私はまた同じような事をされるのではと思いつつ、次の日も生徒会室に訪れた。
「失礼……します」
つばめ生徒会長は昨日と同じ場所に優雅に座っていた。少し辺りを見回すと、ポニーテールの女の子が部屋の端でお茶を入れていた。
「あら、ごきげんよう。さゆりさん。とりあえず、そこに座って頂戴」
私はまた同じようにどこかへ連行されるのではと思っていたので、拍子抜けしてしまう。
「え? あ、はい……」
私はおそるおそる言われた通りにソファに座る。私の生徒会室のイメージは長机にパイプ椅子なイメージだけれど、この白椿女学院だからか、ここの生徒会室は豪華だった。生徒会長の座っている場所はまるで校長室のような大きな机に豪華な椅子に座っている。自分が座っている椅子も同じように少し豪華で、目の前にはお茶をするのに最適な綺麗な机が置かれていた。
私がそわそわとしていると、先ほど部屋の端でお茶を入れていた子が紅茶を持ってきて、軽く会釈をした。
「さゆりさんは“紅茶”が好きなんだよね?」
つばめ生徒会長は紅茶の部分をわざと強調して私に話しかけた。私は最初何のことかと思ったけれど、昨日の性行為中の自己紹介の事だと理解した途端、あの時自分が喘ぎながら答えていた事を思い出し、赤面してしまう。
「あらあら、そんなに真っ赤になっちゃって。可愛い子」
つばめ生徒会長はS気な表情で笑う。昨日あんな嫌らしい行為をしていたにも関わらず、笑顔で平然な振る舞いをしている事が不思議だ。
「あ、あの……今日は何をするんですか……?」
私はおそるおそる、つばめ生徒会長に聞いてみた。
「あら? もしてかして今日も嫌らしい事をされる事を期待しちゃってたのかしら?」
「い、いえ違います! そうじゃなくて……その……」
私は咄嗟に否定するけれど、何を言えば良いのか分からず、口ごもってしまう。
「ふふ。さゆりさんがあまりにも可愛いから思わずからかっちゃった。まぁ、普段は普通な事をするだけの生徒会よ。学校行事とか」
あまりの普通な返答に初対面での行為とのギャップを感じてしまう。言ってしまうと、ただ欲望のままに性行為ばかりする場所だと思い込んでいた自分に恥ずかしささえ感じてしまう。
「まぁ、今日“は”普通の生徒会活動だから」
つばめ生徒会長は今日“は”の部分を強調して言う。つまり、いつまた昨日のような事を無理やりされるのか分からないということだ。
(それはそれで嫌だ……)
その後は本当に至ってまともな生徒会活動として学院内の見回りや、今度の行事の資料探しなど本当に普通な生徒活動を終え、普通に帰宅した。
(き、昨日の出来事は本当に何だったんだ……)
*
そして数日が過ぎ、最初のだけでもうあぁいった行為はしないと思った矢先に再びその出来事は起きた。その日はいつも通り放課後に生徒会室で普段の生徒会の作業を終えた瞬間だった。
「さゆりちゃん、今日はこれからちょっと特別な事、しようか」
つばめ生徒会長は通常の時とは違った声色で私に呼びかける。その声色と呼び名が普段と違う事に、今日するんだと理解した。
「……はい」
私は自分の立場とつばめ生徒会長が何を求めているのか2度目にして早くも受け入れる体勢を取る。
「ふふ。ちゃんと自分の立場を理解してるなんて偉いわ。それじゃ、早速準備させて頂くわね」
つばめ生徒会長はそう言うと自分のカバンから桃色のおもちゃと例のぬるぬるとする液体の入ったボトルと大きめなスポイトのような物を取り出し、私の近くへと移動した。ふと、生徒会長からあの甘い匂いを感じ、少しクラクラとしてしまいそうになる。
「それじゃ、じっとしててね」
つばめ生徒会長は笑顔でそう言うと、艶美な手つきで私の腰を掴み、スカートの下へと手を伸ばす。そしておもむろに私のショーツを膝下までずらした。私はこれから何をされてしまうのだろうと思うと緊張して胸の鼓動が早くなってしまう。
そんな私にはお構いなしに、つばめ生徒会長はぬるぬるとした液体の蓋を開け、スポイトのようなものでその液体を吸いだした。
「えっ……まさかそれを私に入れるんですか……」
私は前回、同じようにショーツにぬるぬるとした液体を入れられ、散々な思いをした事を思い出し、嫌な汗がこみ上げる。
「あら? 察しがいいのね。まさにその通りよ?」
つばめ生徒会長はさも当たり前のような表情で私を見上げ、そう言った。スポイトの中にはドロドロとした液体が十分に溜まると、そのスポイトを私の方へと向ける。
「このままじゃ入れにくいから、スカートをたくし上げてもらえるかしら?」
私はつばめ生徒会長の言われた通り、スカートをたくし上げる。まさか自分がこんなポーズを取ることになるなんて思いもしなかったけれど、もはや抵抗は意味を持たない。
「聞き分けの良い子は好きよ」
自分の恥ずかしいポーズにつばめ生徒会長を直視する事が出来ず、目を背けてしまう。それを気にせずにつばめ生徒会長はスポイトを私の蕾へと押し込んだ。
「んっ……」
蕾にそれが入れられた瞬間、私は思わず小さく声を漏らす。そして、スポイトからは溜まった粘液がどろどろと流れ込み、された事はないけれど、異性にされる時はこんな感じなのだろうかと思ってしまった。
「んぅ……あ、あの……どれくらい……入れるんですか……」
「え? もちろん全部よ?」
つばめ生徒会長は当然のように答え、残った粘液を入れ続ける。私のお腹の中にはぬるぬるとした液体でいっぱいになり、今にも零れてしまいそうだ。
「全部入っちゃた」
つばめ生徒会長は笑顔でそう言うと、スポイトを引き抜き、私の中から零れそうな粘液を急いで桃色のおもちゃで栓をした。栓をしたことで、ギリギリ力を入れなければ零れないような状態になる。
「それじゃ学校の戸締りの見回り行きましょうか」
つばめ生徒会長は準備を終えると、私のショーツを履かせた。
「え……こ、このままですか……」
私は今にも零れそうな股下を必死に堪え、スカートの裾を握る。つばめ生徒会長は早くと言わんばかりに、少し濡れた手をハンカチで拭くと私を外へ連れ出そうとする。私はおそるおそる一歩動いてみた。
(ちょっと……これは……)
一歩進むとお腹の中で、ぬるぬるとした液体が動くのが分かる。そして少しずつだけれど、零れているような気がして、不安になってしまう。私は不自然な動きにならないように必死に手を握り締めて歩く。つばめ生徒会長はというと、右手におもちゃのスイッチを握り締め、私の方へ振り向くと何かを企んでいるかのような笑顔を向けた。
*
生徒会校舎を抜け、夕焼けに照らされた授業校舎に入る。さすがに部活動の時間も終わり、人気はないものの誰かに遭遇する可能性はあるので、私はまたこの前と同じような不安がこみ上げた。日常的に見る景色が嫌らしい行為をするだけで全く別の世界のように感じる。
「それじゃ、一つ一つ回っていきましょうね」
つばめ生徒会長は平然とした様子でそう言うと、突然私の股に押し込まれたおもちゃのスイッチを入れた。
「っっ……!!」
私は急な振動に思わず大きく声を出してしまいそうになり、必死に両手で声を押し殺した。前回の性行為の時はショーツの上から垂らされていただけだったのに対して、今回は私の中にぬるぬるとしたものが挿入されている為に余計に性感帯を刺激されて感じてしまう。つばめ生徒会長は何事も無かったように前に進み、私は必死に喘ぎ声を抑えて後ろを付いて行く。
「うぅっ……んっ……」
歩く度に性感帯をぬるりとした感覚とおもちゃの振動が刺激し、声が出てしまう。私は必死に声を押し殺そうとするけれど、抑え切れていないので、そんな自分に羞恥を感じて真っ赤になってしまう。
(こんな羞恥プレイ私には恥ずかしすぎる……!)
一階の全ての部屋を回りきったところで、私の感度は既に限界に近付いてしまう。
「はぁ、んぅ……んんっ……」
私は押し殺しきれていない声でつばめ生徒会長の後ろを付いて行く。普段は10分もかからない一階見回りが一時間以上も長く感じた。
「それじゃ二階に行きましょうか」
つばめ生徒会長はそう言うと二階の階段を登り始める。白椿学院は全部で三階建てで、二階の校舎の半分には職員室もある。もちろん、先生達はまだ職員室にいるはずなので、私の不安は更に増した。
(あとこの状態で残り二階分もあるなんて……)
私は長い道のりのように感じて涙目になってしまう。そして、右足を上げて階段を登ろうとしたところで、少し動きが大きくなってしまったからか、股下からは愛液と混ざり合った粘液が零れてしまった。
「っあ……んぅ……」
私の股下からはぬるぬるとした液体がどっぷりと零れ、ショーツを盛大に濡らしてしまう。そして、ショーツの中には愛液とぬるぬるとした粘液の混ざり合ったものでいっぱいになってしまう。それを察したのか、つばめ生徒会長は企み顔で私の方を向いた。
「ほら、さゆりさん。早くして頂戴。暗くなってしまうわ」
私はねっとりとしたショーツに少しでもスカートに掛かってしまわないようにゆっくりと、階段を登る。当然ながら階段を登りきったところで股下からはぬるぬるとした液体が股下から零れ落ち、靴下まで粘液が垂れてきてしまっている。私はさすがにこのまま歩く事はさすがに出来ず立ち止まってしまう。それを見たつばめ生徒会長はハンカチを取り出した。
「仕方がないわね。これを使って頂戴。でも、拭いていいのは足だけよ?」
本当は今すぐショーツを履き替えたいところだけれど、私は大人しく、つばめ生徒会長に従って零れ落ちて垂れてしまったところだけを拭く。漏らしてしまった感覚になり、変な気持ちになりつつもハンカチで足を拭くが、ハンカチはすぐに粘液を吸い取り、べっとりとしたものに変わってしまった。
「んっ……は、はい……終わりました……」
私は拭き終えたハンカチのやり場に困り、どうすれば良いかつばめ生徒会長に聞いた。
「それはさゆりさんのポケットに仕舞って頂戴。後で返して貰えればいいわ」
当然ながら、つばめ生徒会長はそう言い、私は仕方がなくポケットに仕舞った。少し太ももにぬるりとした感覚が伝い、スカートが少し濡れたのが分かった。
二階の授業室の最後の一つを回ろうとしたところで、ガタガタと物音と人気を感じ、私の鼓動が急に不安によって早くなる。私はあくまで平然を装い待ち構える。すると教室の端から一人の女子生徒が顔を出した。
「あら? 下校時刻は過ぎているわよ?」
つばめ生徒会長は私とこんな行為をしているにも関わらず、平然と普段通りに生徒に話しかけた。するとその生徒は慌てた様子で答える。
「す、すみません! ちょっと忘れ物をしてしまって。すぐ帰りますので!」
「そう、なら大丈夫よ。もう暗くなるから気をつけて。ごきげんよう」
「は、はい! ごきげんよう、つばめ生徒会長。あ、ごきげんよう」
女子生徒はつばめ生徒会長に挨拶をすると去り際に私の存在に気が付いたのか、軽く会釈をした。私は咄嗟に違和感が無いように必死に平然を装った挨拶をする。
「ご、ごきげんようんっっ……!」
しかし、その挨拶の最中につばめ生徒会長は私がちゃんと挨拶が出来ないようにとスイッチの力を強めたので、思わず言葉の最後に力んでしまう。女子生徒は少し不思議な表情をしたけれど、気にせず昇降口へと向かった。
「つ、つばめ生徒会長ぉ……」
私はつばめ生徒会長に涙目で私は訴える。あと少し私が桃色な声を上げていたら、間違いなく気付かれていたと思うと想像するだけで心臓が縮まりそうになってしまう。
「ふふ。さゆりさんにしてはちゃんと礼儀正しく出来るのね」
つばめ生徒会長は私をまるで挨拶ですら出来ないような人の扱いをする。普通の状態なら当たり前の事が今の私の状態ではそれすら危ういので全く反論が出来ない。
「んっ……うぅ、はぁ……」
体はビクビクと痙攣を始め、一刻も早くこの羞恥プレイを終わらせたいと思いつつも、その次に回る場所は職員室の近くを通らなくては行けないのだ。
つばめ生徒会長の後ろを出来るだけ息を押し殺して歩く。当然ながら股に埋め込まれたおもちゃは振動を続けているので、全く隠せていない。
「あぅ……んっ……ふっ……」
涙目で早くこの悪夢が終わって欲しいと願う。もはや奇跡的と言って良いほど教師に会う事なく、職員室を通り過ぎる事が出来た。しかし、まだ見回りは残り一階分あると思うと絶望でしか無い。そして、再度目の前には階段という宿敵が現れた。
「二度目だからもう大丈夫よね?」
つばめ生徒会長の無茶振りは続く。見回りを始めた頃に比べてかなり陽が暮れ始めている。これなら生徒はほぼ居ないと言っても過言ではないので、私は自棄になって階段を登る。
「んっ……あっ……はぁ……」
最初の階段に比べて歩いた分、股下からは愛液と粘液が混ざり、ドロドロと蕾から蜜となって零れる。そして、それがまたおもちゃの振動と合わさり性感帯を刺激する。もはや今の私の体はどうしようもないくらい限界で一歩ごと桃色の声を上げてしまう。
「あっ……んっ……あぁっ……うぅう……」
つばめ生徒会長は私に声を掛ける事なく、ただ私を見つめるだけだった。少し夕焼けのせいか、つばめ生徒会長の頬も赤く感じた。
階段を登りきったところで、私の股下からは粘液がどろりと零れ、床を汚しそうになってしまったので、つばめ生徒会長はタオルを貸してくれた。もういっそトイレへ行き、私の中にまだ溜まっている粘液を吐き出したいと思うけれど、許してくれないのがつばめ生徒会長だ。
三階の見回りはもはや一目を気にする必要が無く、つばめ生徒会長も心なしか羽を伸ばしたように歩いている気がした。
「ほら、さゆりさんあと少しよ。頑張って」
つばめ生徒会長は無邪気に笑う。そんな無邪気さがこんな性行為に繋がっている事が体験しているにも関わらず信じられない。
「んっ……あっ……はぁ……んんっ……」
ようやく最後の教室に辿り着いた所で、つばめ生徒会長は私の背中を押し、教室の中へと入れた。
「ほら、入って」
私はつばめ生徒会長にされるがまま教室へ入る。夕焼けに染まる教室は異次元と感じるほど幻想的で、ノスタルジックさえも感じた。こんな状況でさえなければ。
私はつばめ生徒会長に奥へ奥へと追いやられ、窓際に立たされる。窓の外では生徒が下校している姿もちらほらと見る事が出来る。
「ここの景色って素敵でしょう? 中庭も見れるしここの景色が好きだから鍵閉めの見回りも苦じゃないの」
つばめ生徒会長は夕暮れに黄昏れる。そんな事よりも私は早くリモコンのスイッチを切って欲しいと願う。
「あっ……あの、んんっ……そろそろスイッチを……」
「あら。すっかり切るのを忘れてたわ」
つばめ生徒会長はわざとらしく答え、やっとスイッチの電源を切った。それでも私の股はまだ振動しているような感覚で麻痺してしまっている。
「でも、まだ足りないでしょう?」
私の背筋に冷や汗が走る。この状態でまだつばめ生徒会長は続けるつもりだったのだ。
「ぅあ……えっと……」
じりじりと私に責め寄るつばめ生徒会長はまさに私を犯すつもりで距離を詰める。私は思わず後ずさってしまうが、私の背には窓があるので、少ししか後ずさる事が出来ない。
「それじゃあ、後ろを向いて頂戴」
早く早くと催促するつばめ生徒会長に私は従うしかなく、つばめ生徒会長に背を向けた。窓の外には普通に夕焼けに染まる校舎と中庭が見える。いくら夕陽で見えにくいとはいえ透明な窓だけとなると屋外での性行為と何ら変わらない。
「窓に手を付いて、腰を低くして」
私はつばめ生徒会長の言うとおり、羞恥的なポーズを取らされる。まさに私はつばめ生徒会長のお人形だ。
「ふふ……いい子ね」
つばめ生徒会長が私の耳元で高揚した声で囁くと、後ろから私に密着して私の下着へと手を伸ばした。そしてショーツの中に指を入れると、私の中に埋められた桃色のおもちゃをぐちゅぐちゅと嫌らしい音を立てながら取り外す。すると、私の中に溜まっていたぬるぬるとした粘液と愛液の混ざった液体が零れショーツの中へと溢れ出した。
もはやショーツでは収まりきらない粘液の量は私の太ももを伝い、足元まで零れ落ちる。
「あらあら、まるでお漏らししているみたいね。後で掃除しないといけないわ」
つばめ生徒会長はおもちゃをショーツから取り出すと、そのまま床に落とす。
「それじゃ、私の手でもっと気持ち良くしてあげるわね」
つばめ生徒会長はそう言うと、右手だけを再び私の下着へと潜りこませ、そのまま指先を私の恥ずかしい部分の中に入れた。
「あぁっ……」
ぬるりとした感覚で侵入しやすくなった私の秘部はするりとつばめ生徒会長の指を私の中へと招き入れた。
「はぁ……さゆりさんの“ここ”は暖かくて好きよ」
つばめ生徒会長は自身の指をわざと汚すように手を大きく動かし、私の一番感じる部分を刺激した。そして、つばめ生徒会長は右手で私の中を掻き回しながら、唇と舌を私の首筋に当てた。
「んっ……あぁっ……」
十分に感度を高められた私の体は股下の愛撫と重ねて甘い声を上げてしまう。そしてつばめ生徒会長の唇からは蛇のように舌が這う。水気を帯びたその舌は触手のように私の首筋を撫で回した。
「あっ……んんっ……」
更につばめ生徒会長は首筋を舐めながら、空いた左手で私の腰からワイシャツへと手を潜りこませた。おもちゃを取り外す際に濡れた左手は粘液を纏い、触手のように私の体を這う。
そしてその左手は胸の衣をずらすと直接私の右の胸を揉み解す。みるみるうちに私の右胸の全体がぬるりとした水気を帯びる。
つばめ生徒会長の綺麗で細い指先が右胸全体を撫で回した後、その指先は私の胸の突起に触れる。
「んっ……あぁっ……」
指先が私の胸の突起に触れると、みるみるうちに先端が固くなっていくのが分かった。私は上半身と下半身の一番感じやすい部分を両方責められてしまう。
「あら、さゆりさんは胸もこんなに感じるのね」
私はあまりの恥ずかしさに思わず顔を逸らしてしまう。しかし、それはただただつばめ生徒会長を余計に興奮させるでけである。
「あぁっ……んぅ……」
私の体はつばめ生徒会長の指や舌で余すことなく、責められ続ける。少し胸の水気がなくなったと感じるとつばめ生徒会長は再びショーツに手を伸ばし、粘液を含ませると私の体へと塗りつける。
私の喘ぎ声と、高揚したつばめ生徒会長の声が入り混じり、教室では私たち二人だけの声が響き渡る。もう既に私は羞恥心よりも自分の快感に溺れる事しか出来なくなっていた。
「はぁ、あぁっ……んぅ……」
ねちょねちょと嫌らしい音を立て、股下を濡らす。早くも私の体は絶頂に達してしまいそうになっていた。
「あぁ、素敵よ……さゆりさん……はぁ、可愛いわ……」
つばめ生徒会長はどんどん右手の動きを強めると、いよいよ私の体は絶頂に近付く。
「あぁっ! も、もう、私……んんっ……あぁあああっ!!」
私の体はガクガクと痙攣し、絶頂を迎える。緩やかに絶頂と共に私の体は支える力を無くし、床へとへたり込んでしまう。
「あぁ、こんなに手がぬるぬるになっちゃった」
つばめ生徒会長はゆっくりと私の股から指を引き抜くと、粘液の糸が垂れる。そして、その粘液で覆われた手を口に入れて舐めとる。手に溜まった粘液を全て飲み干し口から指を引き抜くと、唾液と混じった嫌らしい粘度の濃い糸が尾を引いた。
しばらく意識が朦朧とし、気が確かになった時には夕焼けが消え始め、夜に近づいていた。私は教師の見回りが来る前に帰宅しないといけないと思い、立ち上がろうとする。すると、床にべったりと粘液が零れ、お尻から糸を引いた。
さすがに今日は下着を洗って良いとつばめ生徒会長に許しを得たので、近場の手洗い場で下着やぬるりとしてしまっているハンカチなどの粘液を落とす。しかし、何度水を含ませても粘液は無くならない。仕方がないので、少しぬるりとした下着を我慢して履く羽目になってしまう。結局、股下から零れる心配が無いだけで、ねっとりとした履き心地の悪い下着で帰ることとなった。
つばめ生徒会長の居る教室に戻り、汚してしまった床を丁寧に拭く。漏らした後始末をしている気分であったり、こんなにも床を汚してしまった事に恥ずかしさを感じながらする掃除は今までで一番苦痛を感じる掃除だった。
「さて、帰りましょうか」
満足した表情を見せるつばめ生徒会長。こんなにも美人で可憐な少女が何故ここまで変態性なプレイを好むのか疑問を持ちながら私はつばめ生徒会長の後を追った。